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日本の伝統 「手挽き真綿ふとん」 真綿職人減少 危惧される

日本の伝統 「手挽き真綿ふとん」 真綿職人減少 危惧される

「得も言えぬ」寝心地とは真綿(絹)ふとんで休む事だと思います。

真綿ふとんとは、繭を煮込んだものを乾燥させて わた状にした 「絹わた」 が入っています。
木綿(木綿・コットン)とは違うんですよ。
 絹は繊維の中で汗を吸収するのでサラッとしています。
 湿気の多い日本の風土には最適です。
 絹は肌に最も優しい繊維ですので、肌に弱い方にもお勧めできます。
 ソナリアでは、基本的に 絹わた1キロ入りの 「合いふとん」を紹介しています。
 合いふとんですと、春から秋にかけては 1枚で休めます。
             冬は肌に真綿を掛けて上に羽毛布団を乗せると
             肌に馴染み、汗を吸収するので肩口・足元もぴったりとして
             暖かく休めます。

寝具の中の温度33℃ 湿度50%が理想です。これを「寝床内気象」といいます。
真綿を掛けることで 湿度調整してくれます。夜中に蒸れて布団を肌蹴ることが少なくなります。
最近は住まいの気密性がよくなり、湿度も高くなる傾向があるので
真綿が見直されてます。
20年ほど前から着物を着る方が激減したところを
寝具のほうに繭を廻してもらえるようになりました。
わたしどもも 真綿の紹介をしておりますが、最近耳にするのは
繭を煮込む職人、 繭をタライの中で解してくれる職人や、
絹を挽く職人が 亡くなっていき、後継者がいなくなることを危惧しています。

真綿
真綿
      [すべて手作業です]

日本伝統の「手挽き真綿」を いつまで紹介出来ることか、不安になります。
海外の真綿と違いこの手挽き真綿の風合いは段違いです。

どうぞ、寝具専門店だから紹介できる 真綿ふとんを手に取ってみてください。

 

2018-04-09 14:15:07

真綿ふとん(絹、シルクわた)   |  コメント(0)

 

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