
娘が産まれた31年前のひな人形です。
[真綿]とは繭をわた状に引き伸ばしたものをいいます。
古くはこれを「わた」と呼んでいました。が後に木綿わたが
登場したため、木綿と区別するために、[真綿]と呼ぶようになりました。
[真綿]は機械を使わずに手間をかけて丁寧に作り上げるものなので
作る人の気持ちがそのまま込められています。
出来上がった[真綿]を、ふとんの詰め物とするためには、
乾燥した[真綿]を、二人組で薄く引き延ばし、丹念に重ねてゆくのです。
この作業を手挽きといい、詰め物として仕上がった[真綿]を[手挽き真綿]といいます。
20年近く前には、繭は着物に高価に売られていましたが
着物が売れなくなり、ふとんに廻ってくるようになりました。
しかし、熟練の職人が必要な真綿つくりをする方が減少して
このままでは、真綿が無くなってしまいます。
国産の手挽き真綿は、
至福の気持ちで休めます。
柔らかな暖かさと ムレの無い爽やかさです。
手挽きが ホコリもなく、清潔で、長く気持ちよく使えます。
これからの春夏秋、1枚で休めます。
近江手挽き真綿
側生地 縦糸 レーヨン 60% リヨセル40%
横糸 綿 100%
詰め物 絹 100% 1キロ
シングル 60,000円でご用意しています。
側生地が 絹 100% 100,000円 です。
どうぞ、真綿があるうちに。
2018-03-03 10:50:39
真綿ふとん(絹、シルクわた)
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